5.82018
ミラノサローネ2018に視察に行ってきました【前半:施設内編】

お世話になっております、藤宮工務店の藤宮達朗です。
本日は2018年4月17日〜4月22日に開催されたミラノサローネ2018について書かせていただきます。
今回は弊社の代表取締役と取締役会長の2名が視察に参加してまいりました。
簡単ではありますが、写真と文章でレポートをさせていただきます。
後半記事も追加しました。
よろしければ合わせてご確認をよろしくお願いします。
ミラノサローネ2018に視察に行ってまいりました
そもそもミラノサローネとは?
会場:ロー・フィエラ ミラノ周辺
毎年4月にイタリアのミラノで開催される家具見本市で、日本ではミラノサローネの名称で知られています。正式には「ミラノ国際家具見本市(Salone del Mobile Milano)」と呼ばれ、世界中のデザイナーやメーカーにとって非常に重要なイベントとなっています。
ミラノサローネの歴史は1965年に小さなメーカーや工房たちの交流会としてスタートしたと言われています。徐々にその賑わいはイタリア国内だけでなく世界に広がり、2000年代になってからは、優れたキャリアを持った人々が運営に関わるようになり、現在の世界的なイベントへと成長させました。
会場のロー・フィエラ ミラノ




こちらがミラノサローネの会場のロー・フィエラ ミラノの様子です。2018年のイベントでは6日間で約43万人の参加者が集まり、過去最高を記録したそうです。参加企業は1800社以上という非常に大規模なもので、会場であるロー・フィエラ ミラノはビックサイト国際展示場の展示床面積の約3.5倍という広さで、1日で回れるようなイベントではありません。
- MARUNI COLLECTION(マルニ木工)
- 飛驒産業
- Ritzwell
- KARIMOKU NEW STANDARD
- サンワカンパニー
日本企業も複数参加しており、まさに世界最大の家具見本市に相応しいイベントといえるものです。
会場内の写真を公開させていただきます。少しでもミラノサローネの熱気が伝われば幸いです。
ソファー・椅子




洗面化粧台






トイレ




キッチン








照明




その他、展示物






会場の様子について
ミラノサローネの会場はデザインスタイル別に区分されています。そのため、事前におおよその「あたり」を付けて会場に入るのが良いと言われているそうです。人が少ない写真を選んでいるので伝わりにくいと思いますが、実際の会場は大変混雑しており、移動もなかなか大変だったそうです。
- エウロクチーナ(サローネ国際システムキッチン見本市)
- サローネバーニョ(サローネ国際バスルーム見本市)
工務店として関心が強いキッチン、バスルームを中心に今回は見学を行ったそうです。ただし、会場が大変混み合っており、なかなかゆっくり見学というわけにはいかなかったようです。ただし、大量の写真からもわかるように非常に刺激的な会場だったようです。
合理性に特化したものから、アート性を重視したもの、歴史あるメーカーが制作したもの、新進気鋭のデザイナーが制作したものなど、時代や感性を超えた様々な展示物が一同に会した様子は、まさに世界最大の見本市の名に相応しいといえます。(実際は700枚以上の写真があり、厳選したものだけをご紹介しています)
私は新入社員教育があったため会場に行くことができませんでしたが、機会があれば一度、ミラノサローネに行ってみたいと思います。写真を編集しながら世界の最先端のデザインに触れてみたいという欲がふつふつと湧いてきました。本当に羨ましい限りです。
おわりに
本日はミラノサローネ2018の施設内のレポートを書かせていただきました。
文章よりも写真の掲載の方が施設内の様子が伝わると考え、文章よりも写真を多めに掲載しました。
少しでもミラノサローネの会場の様子が伝わっていただければと思います。
また、今回のミラノサローネ視察は全国リフォーム合同会議でもお世話になっている、さくら住宅様、古屋商店様と一緒に視察をさせていただきました。視察にお誘いいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。
近日中にミラノサローネ外のイベント(フォーリサローネ)やイタリアデザインの施設に関して記事を書かせていただきます。
それでは、本日はこれで失礼します。
後半を追加させていただきました。
よろしければご確認ください。ミラノの街の写真たっぷりの記事となっています。