5.102018
ミラノサローネ2018に視察に行ってきました【後半:施設外編】

お世話になっております、藤宮工務店の藤宮達朗です。
前回に引き続き2018年4月17日〜4月22日に開催されたミラノサローネ2018について書かせていただきます。
前回はミラノサローネの基本的な内容と会場内の展示物を中心に紹介をさせていただきました。
本日はミラノサローネ外のイベント(フォーリサローネ)やイタリアデザインの施設に関して書いていきたいと思います。
ミラノサローネ2018に視察に行ってまいりました
もうひとつのお祭り「フォーリサローネ」
フォーリサローネの中心地のひとつブレラ地区
フォーリサローネとは、サローネの外を意味する言葉で、ミラノサローネ期間中にミラノ市内の至ることろで開催される催し物を指します。最近ではミラノサローネとフォーリサローネのふたつを合わせて「Milano Design Week」と呼び、世界一のデザインの祭典とするそうです。
街中がデザインに染まる様子が圧巻で、まさに芸術の都、デザイナーの祭典に相応しい光景だったようです。まずはフォーリサローネが行われたミラノの様子を写真でご紹介していきたいと思います。
フォーリサローネの様子








歴史的建造物のリノベーション物件見学

EMG building complexの様子

懇談会後の記念写真
ミラノの歴史的な建造物(1800年代)を、文化的な意義を損なうことなく、最新のテクノロジーを使ってリノベーションした物件を見学したそうです。外観だけでなく、内観も見学することができ、しかも見学会の後にリノベーションのプロジェクトに関わったマウリツィオ・コンドルーチ氏とランチ懇談会を行ったそうです。
実際の現地でリノベーションを行った方とお話する機会が得難いことだと思います。今回のミラノサローネの話の中でもっとも羨ましかったエピソードのひとつです。実際に聞いてみたかったです。
EMG building complexの様子








ミラノの街中の様子
最後にミラノの街の写真をご紹介していきたいと思います。見慣れていないという点も含めて日本人の目にはミラノの街並みは非常に神秘的に映りました。特に日本ではなかなか見かけない石造りの床や建物はミラノの歴史や文化を強く感じさせます。
特にMilano Design Weekのミラノは非常に活気づいていると聞きます。歩いているだけでインスピレーションが湧き上がってきそうな、そんな雰囲気を写真を編集していながら感じました。












おわりに
本日はミラノサローネ2018の施設外のレポートを書かせていただきました。
前回と同様に文章よりも写真の掲載の方が施設内の様子が伝わると考え、写真を多めに掲載しました。
少しでもMilano Design Weekのミラノの様子が伝われば幸いです。
また、今回のミラノサローネ視察は全国リフォーム合同会議でもお世話になっている、さくら住宅様、古屋商店様と一緒に視察をさせていただきました。視察にお誘いいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。
今回の視察では大量の撮影をしてきてもらったのですが、プライバシーの観点や商業の権利的な観点からご紹介できない写真が多々あります。やはり写真では伝わらない魅力があると思いますので、機会がありましたらぜひミラノサローネに参加をしてみてください。
私も来年はぜひ現地で生のミラノサローネを体験したいです。スケジュールが許せばですが……
それでは、本日は失礼します。